Daisen杯プログラミング大会

21-2_Daisen杯大会レギュレーション

11月4日(木)に実施しました、第1回ダイセン杯の様子です。
「ダイセン杯」とは、ロボットを如何に意のままに動かせるかを競う、プログラミング大会のことです。ダイセン工業株式会社様のご指導により、実施したのでお名前を冠した大会名になっています。
 一見、指定されたラインに沿ってゴールを目指せ! といった内容に見えるのですが、実際の競技ルールには「ライントレース(線に沿ってロボットを動かせ)」とは一言も書いてないので、それに気づいた生徒は全く別の解決法を選ぶ…という力技に訴えたりしていました。
 なんとなく動くんじゃなろうかと頭の中で考えていたことが、実際に組み立ててみると、思ったようには動かなかったようで、色々と試行錯誤した結果、案の定、一位はITロボティクス系で活躍している男子。二位は「プログラミング、やったことないし苦手〜!と言いながらも果敢に挑戦した女子。三位の男子は、思うようにピンポン球を運び込む仕掛けを作れなかったので「これ、やってもいいですかね!?」と軍隊も真っ青の特攻戦法に打って出ましたが、邪念が多かったためか、最後の最後で失敗してしまうという、実にすがすがしい結末となっております。そして・・・四位は参加賞のおかしが目標となって「本日ライントレースが初めてまともにできた!」という男子でした。 

大会の中で、一般の教科・科目の学習では鍛えられることのない発想力や実践力を生徒達の中にみつけることができました。頭の中で思いつく(アイディア出し)ももちろん大切ですが、そのままではまさに「絵に描いた餅」「机上の空論」です。実際に自分の手で形にしてみることで、『ああ、これはできないのだ』とか『俗にいうアイディア倒れか…』と自分の中で納得できると、一歩も二歩も進みます。
《ここで唐突に宣伝!》
本校のITロボティクス系は、このように、思いついたアイディアを具体的な形に落とし込んでやってみる(or やって失敗する)活動を信条としています。おお、やってみたいぞ!これ!と思ったキミはもう、我が系に来るしかないのだ! 来たれ、若人よ!
 …ということで、系統別活動の活動紹介でしたー。