SDGs貿易ゲーム

最近世の中は、猫も杓子も「SDGs(エスディージーズ)」と言っても良いほどに身近な言葉になりましたが、この大事な言葉の本質をつかむのは結構大変です。そこで、生徒たちは「NPO法人みらいをつかむスタディーズ(みらスタ)」より専門講師を迎え、複数の班(国家)に分かれて理想の国家を築くというゲームに参加しました。国民にとっての「豊かさ」「幸せ」とは何か?その定義が実は生徒一人ひとりで異なるので、先ずはその意見のすり合わせが必要です。そしていざ理想の国づくりに向けて動き出すと、今度は社会、経済、環境のバランスがうまく取れず、みな苦戦いたします。結局、生徒たちは他国(他の班)と様々な交渉やコミュニケーション(貿易)を取りながら互いの強み弱みを補完し合う道を見出していきます。岡山と世界は繋がっている。その当たり前の事実に改めて気づいたとき、生徒たちはまた一歩広い世界に歩みを進めることができたのではないでしょうか。